COLUMN

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体重(体脂肪率)の管理方法

選手時代の僕自身は、常にお腹が空いている事が多くて、いつも何かを食べたい!って感じていました、体重(体脂肪率)の管理も必要でしたので、我慢との戦いでもありました。

親元を離れて、自分で食事を作るようになったのは、専門学生時代からです。

初めの頃は、栄養学とかも詳しくなくて、食べたい物を作って食べていました。(でも唐揚げなど油物は、取らないって決めていたのを覚えています。)

体重は、増えやすいタイプだと思いますし、事実、20代前後の僕は、体脂肪率は、15%前後だったと思います。ポッチャリでしたが、パワーでカバーして走っていました。

プロの選手になってからは、栄養学も、そこそこ学び、そして、世界で勝っている選手たちと食事を一緒にする事で、自然といろいろな食事摂取方法を知ったり、試したりしました。

炭水化物の量を調整することは、もちろんですが、野菜だけ食べる日もありましたし、3日間フルーツのみも試しました。グルテンフリーやビーガンの食事も試し、様々な経験を自分の身体で実験していました。

プロですので、目標にしているレースがあるので、その逆算で体脂肪率も調整を行っていました。

一番走れている時は、5%前後の体脂肪率でした。しかし、これは風邪も引きやすく、リスクもありますので、体調管理は慎重に行いました。

オフの時は、日頃、我慢をしている分、ここぞとばかりに食べたり飲んだりをして!2週間で7kg増えた時もありました。昔は、その様な選手も多いイメージがありますが、今現在のプロたちを見ていると、オフシーズンでも2〜3kg程度増える程度に収めているライダーが多いです。

最終的に、日本人である僕が、一番良かったのが、しっかりと白ごはんを食べること!これが一番の体脂肪率調整が楽で調子も落ちることが少なかったです。 昼と夜には、しっかり1合を食べることを決めていました。

それに加えて、間食もバナナや高カカオチョコレートやコーヒーやナッツ類も食べて、お腹が空きすぎないようにしました、すると精神的にも満たされて、身体が体温をキープしながら回復もできるので、良い練習が、継続的に行えました。 レース前の前夜は、約2合のご飯は食べています。

ライダーである以上、練習は当たり前に行い、食べる事も休養も仕事の一つですね。

いろいろな世界の活躍しているライダーを見てみましたが、最終的には皆それぞれのアプローチもありますが、

しっかりと食べるタイミングで必要な栄養素を摂っています。それはパフォーマンスへと繋がります。

いつ何をどの程度? これは、レースの種類によって決まってきます。

重要なことは、お腹を減らしすぎない事!体温をキープできるだけのカロリーを摂取する事!

社会人の方には、アルコールとの付き合いなどまた違ったアプローチもあると思っていますので、また書きたいと思っています。