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イベント・講習会など、Yamamoto Athlete Farmからのお知らせです。

 | イベントスクールトピックス

2023年 振り返り

2023年 今年も沢山の方々の支えがあり、無事に終えることが出来ました。

振り返りとしてまとめてみましたので、総括として書き留めておきます。

【勝つ・TOP TEAM】 北林力選手を勝たせる

『Team Athlete Farm SPECIALIZED 』として北林力、山本幸平が活動してきたが、今年最大の目標であった、『アジア選手権優勝、パリ五輪代表枠獲得』は達成する事ができませんでした。

国内では、TOP TEAMとして敵なしで戦ってきたものの、ワールドカップ、世界選手権では、まだ世界との差は大きく、完走できずに今シーズンを終える事となった。

アジア選手権では、北林が5位と日本人トップであったが、1〜4位は中国人選手。北林に限らず、これから日本人選手がアジア圏でも、どう戦っていくのかが浮き彫りとなった1年。

【選手育成・強化・輩出】 山本幸平の経験を伝える

今年より、Yamamoto Athlete Farm MTB CLUB チームを立ち上げ、年に1回のクラブチームの集いを開催し、国内レース(3戦)時には、チーム員に試走時の指導、アドバイスなどを行ってきた。あるユース選手は、これまで表彰台に登ったことがなかったが、アドバイスにより初の表彰台に立つことができた。また、初心者クラスの方も初完走することができた。Clubチーム員としては、まだ13名と小規模ではあるが、来年以降確実に増やして行きたい。

【選手の発掘、競技普及】 全ての人にMTBの魅力楽しさを伝える活動

選手発掘事業としては、レインボーカップの開催。今年は年1回の開催に絞り、日本初の2日間レースを行う形式で行なった。選手発掘という面では、ユース世代(小中学生)の参加は他のマウンテンバイク大会から比べてみても、参加者は多く、また昨年からのリピーターも多かった。更には、2Daysという2日間レース参加者も参加者全体の8割以上となっており、レインボーカップの開催目的は的確になってきていると感じる。

ダートクリテリウムは、7戦を開催しましたが、昨年よりも多い時には2倍近い参加者が参加してくれて、確実に浸透して来ているのを感じる事が出来ました。

競技普及という観点では、今までマウンテンバイクに触れたことがなかった方たちを、いかにマウンテンバイクの世界に引き込むこととなる。地道な活動となるが、富士見町体験教室や、SYMA活動により、マウンテンバイク愛好者も増えつつある。

また、マウンテンバイクレースを知らない多くの方たちにも目で触れて知ってもらう活動として、シティマウンテンバイクという、都市型で行うマウンテンバイク開催も視野に入れて、視察に行き、新たなレース開催に向けて活動中。

■2023年レインボーカップ 参加者総数:161名(ユース・ジュニア80名、初めての MTBレース参加8名)

■2023年ダートクリテリウム 参加者総数:360名(#1 62名,#2 57名,#3 61名,#4 91名,#5 36名,#6 25,名#7 28名)

■露出など(BS NHK チャリダー2度出演、長野県NHK取材取り上げ3度、長野県ローカルTV取材5度、新聞社取り上げ総数約10度、全国版45分番組ドキュメンタリー番組スポーツ×ヒューマン出演)

総括:北林のアジア選手権での優勝が叶わず、パリ五輪への出場を達成出来なかった事は、

ヤマモトアスリートファーム合同会社としても山本幸平代表としても、とても責任を感じています。

しかし、この結果を受け止め、変わらずに、軸はブレる事なく、このマウンテンバイクの魅力を世の中へ伝える活動を地道ながら継続して行くことで、新たな原石である若手選手の発掘や普及活動の可能性を見出して行けると信じ、熱く強い気持ちを持ち続けて活動を行って参ります。

北林 力は、このチームを離れる選択をしましたが、パリオリンピック出場が叶わなかった、このタイミングで離れ、新たな舞台へ進み、そして成長した姿を披露して貰えるように、陰ながら変わらずに応援をしていきたいと思います。

今後ともに、マウンテンバイクを通じて皆様と共に過ごしていきたいと思います。

ありがとう御座いました。

Yamamoto Athlete Farm 合同会社 代表 山本幸平