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2023年 世界選手権大会 XCE インドネシア パランカラヤ 

インドネシアのパランカラヤで行われました2023年世界選手権大会XCEへ視察へ行ってきました。

大会の開催する運営側の力の入れ様は、国を挙げて行われていました。

ジャカルタ空港内の電光掲示板でもレースの案内が出ているし、飛行機から降りると誘導案内されて、荷物なども運営側が全てを受け取ってくれたり、パランカラヤ空港や街全体で大会の案内が行われていました。移動は、警察が先導を行ってくれて、全てがVIP的な扱いの中で開催されていました。

レース観戦も有料制で、約3000円(インドネシアの平均年収が約50万円)も全て完売で約1万人は会場に居たのではという程、観客も多くいました。

レース自体は、初めは、個人タイムトライアルでの予選から始まり、本戦に進んだ選手で、4名同時スタートでのレースが開催されていきます。ですので、約2分のレースを、多くても5回を走れば良いことになりますが、回復時間も、決勝へ近づくと少なくなって行き、体力と集中力も必要だと感じました。

スタートダッシュと第一コーナーの突っ込みながらのポジション争い、そして、ゴールまでの約2分をスムーズに勝ち進む必要があるレース展開は、観ている観客が分かりやすく、接戦や落車のシーンを間近で見れるので、

とても面白く興奮する競技でした。

まだ競技自体が新しく、選手も若手が多いイメージで行われていました。

選手層もXCEを専門に行っているライダーもいますが、MTBのXCOやDH、そしてBMXの選手たちが混合していて、いろいろな体型の選手もいるのが、また面白かったです。

インドネシア選手は、自国開催だったのもありますが、女子では2位、男子では、7位と8位に入る大活躍を披露してくれて、アジア人でも世界に通用する競技性を持っている事を証明をしてくれました。

今後は、さらに盛り上がっていくことが大いに予想できるエリミネーター競技。

都市型でのMTBレース、アジア地域での開催も向いているレース、新たな可能性しかない、この新しいMTB競技の今後が楽しみと思った視察となりました。